黒く湿った坂道を確かな足取りですっすっとのぼり行く御坊がひとり。数十メートル後方を自転車で走っていた私はその姿に目を奪われ思わず足を止めた。この辺りで御坊を見るのはそう珍しいことでもないので普段なら対向であれば目礼をしてすれ違い追い越す場…
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